一か月後に集団の結果説明会があるということだったので、それまでに乳がんのお勉強をしておこうと思っていたんですが、健診結果が郵送されてきました。
私のだけ。
データを見てみると、オクレに聞いていた以外にもいろいろまずい所がありました。
10年前のオールA(異常なし)という素晴らしい成績からはほど遠く、これが年をとるという事なのでしょうか。
もっとも、健康的な生活をしてないので、当然の結果かも・・・。
要精密検査になっていたのが、眼圧検査。
緑内障の恐れがあるって、ウソー!
すぐに緑内障の検査内容などを調べてみると、どうやら痛そうなものは無さそうだし、治療も目薬でするみたいです。
目が見えなくなるのはかなり怖いので、まずは眼科に行くことにしました。
近所の眼科は、図書ボランティアをしていた時のお仲間のご主人がされています。
私は初診で、先生は私のことを知らないようなので、私もその事を告げずに診察してもらいました。
機械を使って何種類かの検査を受けている間に、何人かが診察を受けていたんですが、先生が優しいからか皆よく話しています。
私のすぐ前のおじいさんは、「そんな事関係ないんじゃない?」と思えることも長々と話していて、きつい冷房ですっかり体が冷えていた私は、早くしてよ~の気分。
でも先生は嫌な顔をせず、話も遮らずに聞いてあげてるんです。偉いわぁ。
そして私の番がきました。 結果は「大丈夫です。」
「良かったぁ。」と声がでました。
画面でデータを見ながら詳しく説明してもらったんですが、それより先生が気にしているのが、健診結果の他のデータ。
マンモです。
切ったり刺されたりして痛い思いをしそうなので、どうしようかと迷っていると話しました。
眼科の先生に乳がんの話まで聞いてもらうのは申し訳ないので、ありがとうございましたと言って席を立ったんですが、知っているいい病院を教えてくれました。
私の妻も行っていますと。
そこで、実は奥さんと知り合いである事を告げ、乳がんの話ができるなぁと内心ちょっと喜んだんですが、定期検診を受けているだけのようでした。
そりゃそうか。
先生に手で着席を勧められ、もう少しおしゃべりを続けました。
長生きして母達のような姿になるなら、癌で死ぬチャンスを得たような気持ちでもあることなど。
先生は困ったような顔で、「職業柄、病気は治すものだと思うんですがね・・・。」と。
待合室に戻ると、人が増えていました。
私の長話で停滞してしまったようです。 すみません。
マンモの判定は、右がカテゴリー4で左が3。
画像は二人の医師が見るそうで、当日は先に見た医師が右を5にしていたので、その後オクレ先生(←先生に戻ってるし)が4にしてくれたのだと思います。
一緒に送られてきた解説書を読むと、カテゴリー3は、「良性の可能性が高いが、悪性の可能性も否定できない場合です。超音波検査などの追加検査が必要です。」
カテゴリー4は、「悪性の疑いがあります。悪性の可能性が高い病変で、他の検査が必要になります。」
カテゴリー5は、「ほぼ乳がんと考えてよい病変があります。さらなる検査が必要です。」
もうね、再検査が必要という時点で4と5は同じなのよ。
だったら4って事でお知らせしておけばいいじゃない。
ここでちょっとオクレ先生の優しさを感じたのでした。
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