時間は遡りますが、この夏の記録を残しておきます。
「針を刺すのが怖いんです!」
過去に何回か注射や採血でたちくらみになった事を告げ、痛い検査も嫌だと訴えたので、医師は少々困りながらも、お決まりの検査を省いて手術することを決めてくれました。
それでも手術となるといくつか検査が必要になります。
< 尿検査・心電図・肺機能・胸部レントゲン・血液検査 >
全身麻酔の場合、これは必ず必要。
乳癌の場合の検査もそれぞれ説明を受けましたが、MRI検査は大変なので止めましょうと医師のほうから省いてくれました。
CT検査は時間も短く負担が少ないので、これで肺・肝臓・リンパへの転移を調べます。
「一度だけ血液検査をしてもらわないといけませんが・・・」と申し訳なさそうな医師。
いえいえ、それぐらいは私だって諦めてます。
でもそれぐらい配慮してくれる事が嬉く、不安が減りました。
検査結果はどれも異常がなく、他への転移もなく、手術の日が決まりました。
その前に、麻酔の説明を聞くため日がありました。
義母の時は入院してから部屋で聞いていたのに、わざわざ行くの?
面倒だなぁと思いましたが、説明用の部屋でデータを見ながら詳しく説明してくれたので、あれも頼んでみましょう。
口にマスクを当てる麻酔ではダメですか?
そこでまた私の事情を力説しました。
医師は、点滴での麻酔がなぜ主流になっているかをていねいに説明をした後、「今お話を伺ったので、僕が当日の担当になったらそうしてあげたいと思いますが、もう一度担当者と相談してください。」と付け加えてくれました。
ちなみにドラマで見る、布に液体を沁みこませて後ろから口を塞ぐと瞬時に気を失うというあれは、無いそうです。
って、ここでもひとしきり質問を浴びせかける私・・・。
若くて優しい男性医師なので聞きやすいわぁ。
その後、手術の説明もありました。
こちらは若くて優しくて小さい女性医師。
手術室での写真が何枚かあり、またまたていねいな説明。
その都度、気になることを質問する私。
それなのに最後には「何か質問はありますか?」と聞かれ、「他の方はここで何を質問されるんですか?」とまで聞くんだから、どんだけ知りたがりやねーん。
返事はニッコリ笑って、ありませんでした。
わざわざと思った外来でしたが、手術前にちょっと和んだから良しとしましょう。
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